採用情報
先輩社員インタビュー
さまざまな経験を活かして働く人たちがたくさんいます。

趣味・休日の過ごし方
子供と一緒に過ごすこと
入社からこれまで 変化したことは?

自分の成長を通して見えてきた、
新たな景色
気づけば、入社してもう14年近くが経ちます。最初は春の部分的なアルバイトのつもりだったんです。それが、気がついたら農場長という役職まで任せてもらっていて、自分でも驚いています。正直、農場長を目指してやってきたわけではなくて、ただ目の前の仕事にひたむきに向き合い続けてきた結果、自然と今の場所に立っているんだと思います。
立場や役割はその時々で変わってきましたが、根本にある仕事への向き合い方はずっと変わっていません。どうしたら自分が納得できる仕事ができるのか。栽培の知識を深めたり、より良い仕組みづくりを考えたり。そうやって試行錯誤を重ねる中で、いつの間にか機械操作が上達し、作業効率も上がり、考え方も変わっていったり、自分自身の成長を実感できるようになりました。
今は、自分の成長以上に、一緒に働く仲間たちの成長を後押ししたいという気持ちが強いです。みんなが仕事を通してやりがいを感じ、成長していくことが、巡り巡って自分自身の成長にもつながる。そういう循環をつくっていけたらと思っています。
この業界は「農業が好きじゃないと続かないんじゃないか」と言われるんですが、実を言うと、僕自身は農業が好きでこの世界に入ったわけではないんです。もちろん今は誇りを持っていますけど(笑)。だからこそ、農業へのこだわり以上に、現状に満足せず、常に自分自身をアップデートし続けられる人に魅力を感じます。そういう人と一緒に働くと、自分も刺激を受けるんですよ。
この農場も、今後さらに規模を広げていく予定です。お米をつくるという大きな枠組みは変わらないですが、その過程や仕組みは、時代に合わせて日々進化させていかなければいけません。だから、常に新しい視点を持って、既存のやり方にとらわれず、共に考え、挑戦できる仲間が増えていってほしいと思っています。
穂海の魅力は?

誰も見たことのない景色へ、
共に進む
この会社の一番の魅力は、「この先、誰も見たことのない景色が見られるかもしれない」という期待感だと思っています。規模拡大にともなって、地域を守るという役割や責任も大きくなっていきます。ただ、それだけで終わるつもりはありません。自分たちが積み重ねてきた経験や成果が、いずれ業界のスタンダードになる。そんな未来を目指せたらと思っています。
会社としても、まだまだ若い組織ですし、働いているメンバーも20〜30代が中心。意見を言いやすい風土が根づきつつありますし、単に「お米をつくる」だけでなく、「会社をつくる」という感覚も強くなってきたと感じています。
農業という産業自体、この先、急激に変化していくはずです。高齢化、温暖化による環境変化、米価の不安定さ…。未来は不透明で、誰にも予測できません。それでも、僕たちが築いていくこの会社が、やがて業界の指標となり、農業の未来を照らす存在になれたら、それ以上に誇らしいことはありません。

趣味・休日の過ごし方
クライミング(ボルダリング)
穂海に転職をした きっかけは?

若い世代が集まる、
「会社としての農業」に感じた魅力
農業の世界で、これほどの面積を管理しながら、若いメンバーがこれだけ集まっている環境は、そう多くはないと思います。正直、うちの会社の知名度がどれくらいあるのかは分かりませんが、それでも、若い世代が活躍できる場がしっかりと用意されていること自体が、この会社の大きな強みだと感じています。
それに、ここは「農家」ではなく、きちんと「会社」として農業に取り組んでいる点も、僕にとっては大きな魅力でした。人事制度や仕組みが整っていることが、転職の決め手になった部分でもあります。農業というと、どうしても家族経営や個人事業のイメージが強いですが、そうではなく、組織としての安心感がある。そのおかげで、未来に対する不安が少なく、安心してキャリアを築いていけると感じました。
会社としても、創業から約20年が経ち、これからさらに拡大していくフェーズにあります。若いメンバーが多いからこそ、次の成長のためには、しっかりとした組織づくりが不可欠です。僕自身、これまでの経験や考え方を、次の世代に伝えていきたいと思っています。特に、前職で得た異業種での視点や知識も、この会社の組織づくりに活かしていけるのではないかと考えています。
初めての「農業」その魅力は?

農業は思い通りにいかない。
だから面白い
もちろん、農業の現実は甘くありません。転職前から「農業は大変だ」ということは覚悟していたつもりですが、実際にこの世界に入ってみて、やっぱり大変だなと痛感しました(笑)。生産工程はある程度システマティックに整えられていますが、相手にしているのは生き物です。思い通りにいかないことの方が多いし、特に水稲は一年に一度しか作付けができない。だからこそ、一度のミスがその年全体に響くというプレッシャーも常にあります。
さらに、自然環境は毎年違います。雨が多い年もあれば、まったく降らない年もある。最近は、猛暑や気候変動の影響も大きくて、毎年新たな課題と向き合わなければなりません。それでも、努力を積み重ねれば、稲はちゃんと応えてくれる瞬間があります。その瞬間に感じるやりがいは、他の産業ではなかなか味わえない特別なものだと思います。
大変さと面白さは、常に表裏一体です。ただ、その難しさの中にこそ、農業の本当の面白さや奥深さがあると感じています。そして、この仕事を通じて自分自身も成長し続けたいし、仲間と一緒に、次の時代の農業を形にしていけたらと思っています。

趣味・休日の過ごし方
音楽鑑賞
穂海での仕事の魅力とは?

地元に戻り農業の道へ。
自分らしく働ける場所
以前は違う作物の農業法人で働いていたのですが、地元に戻るために転職をしました。せっかく戻るなら、昔から興味のあった農業をやってみたいなと思って。実家で農業をやっていることもあり、小さい頃から自然や田んぼは身近な存在だったんです。
そんな時に穂海農耕を見つけました。若い従業員が多くて、雰囲気も明るくて、ここなら自分も楽しく働けそうかなと。正直、農業は大変と分かってはいましたが、実際にやってみたらやっぱり大変で(笑)。でも、もともと外で体を動かすのが好きだし、自然や生き物と関わるのはやっぱり楽しいなって思います。
今はまだできる作業は限られていますが、今後は免許を取得し、耕運や代掻きといった機械作業にも挑戦したいです。自分の手でしっかり農業ができるようになるのが、今の目標ですね。
これから働く方へのアドバイスは?

現場で学んだ判断力と、
自分に自信を持つことの大切さ
働き始めてから一番感じたのは、現場ではとにかく「すぐに判断する力」が求められるということです。学生の頃は、何事もじっくり考えてから行動するタイプだったんですが、農業の現場って、そんな余裕はないんですよね。次々と状況が変わる中で、その場で決めて動かなきゃいけないことも多くて。最初は本当に戸惑いましたし、正直、周りから見たら「もたもたしてるな」って思われてたかもしれません(笑)。
でも、この会社は同世代の仲間が多くて、みんな気さくでオープンな雰囲気があります。何でも話しやすいし、意見も言いやすい。そんな環境があったからこそ、前向きに続けてこれたのかなと思います。もちろん、夏の草刈りとか、暑い中の作業は大変ですけど、それでも仕事自体は楽しいなって思っています。
これからこの仕事を始める人には、「自分のやっていることに自信を持ってほしい」と伝えたいです。最初はうまくいかないことだらけだし、周りの目が気になることもあると思います。でも、知識や経験を積み重ねていけば、少しずつ自信はついてくる。そうやって、ぶれない気持ちを持って働けたら、それが自然と評価につながるし、後輩たちの良いお手本にもなると思うんです。
自分自身も、まだまだ成長途中ですけど、いつかそういう存在になれたらいいなって思っています。
未来の農業を作りましょう!